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アンカーボルトが耐震性を左右する

住宅の基礎部分と土台をつなぐのがアンカーボルトと呼ばれる金物です。
このアンカーボルトはとても重要なパーツで、所定の位置にきちんと付けられなかったり、基礎の中央からずれたりするだけで、土台と基礎との連結が不十分になるだけでなく、耐震性に問題が生じます。

アンカーボルトの位置は、建物隅部分、土台の継ぎ手部、筋交いや構造用合板をつける柱の両側を目安に、その他は2メートル間隔で取りつけなければなりません。
基礎伏図の中に、きちんとアンカーボルトの位置が記載されていないことが、トラブルの原因ともなります。
中身の薄い図面は、アンカーボルトを示す時に目印程度の小さい点を用いるということも少なくありません。

また、基礎伏図そのものが存在しないという場合もあります。その際の施工は、現場の作業員によって全て適当に行っていることになります。
あらかじめアンカーボルトを鉄筋に固定しないで、コンクリートを流し込んだ後で埋め込む施工方法を行うと、高さや位置のずれが生じやすくなります。
ずれが生じやすい状態を「手植え」「田植え」などと言ったりしますが、この状況は避けねばなりません。
もし、コンクリートを流し込んだ後でアンカーボルトの位置ずれや不足が分かったら、接着系アンカーというものを用いて補強することができます。

実際には使用せずに固定できるのが理想的ですが、このような補助用具やアンカーボルトの固定位置を知っておくだけで、現場を訪れた時もスムーズにチェックが出来ます。

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