建売住宅について

建売住宅の最大の魅力は価格の安さではないでしょうか。建売住宅は、規格化された住宅が多いため、建築コストを安く抑えることができますし、開発地などが多いため土地代金も安く設定されているのです。同じ条件の土地に注文住宅を建てると、土地の仲介手数料など余計な費用がかかるため2~3割のコストアップとなるのです。私の周りの建売住宅を購入した友人達は、口を揃えて価格の安さが購入の決め手となったと話していました。

そして、実際の間取り、設備、仕様、デザインなどをそのまま確認できるという点も安心できます。住宅をイメージしやすいですし、家具のサイズや収納量を把握できるのも嬉しい点です。確認できるのはこれだけでなく、日当たり状況や外からの騒音なども実際に体験できるためこれも住宅購入の大きな判断材料となるのです。

また、土地を探す手間を省くことができます。注文住宅で家を建てる場合、まず土地探しから始まります。なかなか自分達に合った土地が見つからず家造りが一向に前に進められないと嘆いている友人も多いです。経済不況も重なり、土地を手放そうと考える人も少ないため土地探しは意外と時間がかかってしまうのです。建売住宅が多い分譲団地では、その分譲地全体が1つの街のように、学校や病院、銀行にスーパーなどが生活する上で欠かせないものがしっかりと揃った環境も増えています。

土地を探す手間が省けるだけでなく、環境が整っているので暮らしやすさを実感できるのです。住宅を購入する際、建売住宅と注文住宅をしっかりと比較して自分達に合う方を選択しましょう。

ファミリークローゼット

子ども達がまだ小さいということもあり、家族みんなの衣類を私が管理しています。たたんだ洗濯物をクローゼットにしまうという作業が家事の中で一番面倒と感じていました。それは下着、夫婦の衣類、子ども達の衣類とそれぞれ別々のクローゼットに管理しており、しまうという作業を行うだけで住宅内を行ったり来たりして動線が長く、無駄な動きが多いことでつい後回しにしがちでした。

この家事への不満を解消するために新居には、生活の中心である一階に家族みんなの衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットを設けました。身支度を行ったり、脱衣室としても利用する洗面室の横にこのファミリークローゼットを設けました。ファミリークローゼットと洗面室がスムーズに移動できるように動線を確保しました。たたんだ洗濯物をしまう際にここ一か所で全てをしまうことができるため無駄な動きを省け、家事の効率が高まっています。

また、入浴の事前準備においても隣に下着やタオル、パジャマが揃っているためスムーズに行えて助かっています。私の家事への不満を解消できるだけでなく、家族みんなにとって着替えがしやすくなりました。洗面室で身支度を行い、隣で衣類を着替え、洗濯物はその場の洗濯カゴに入れておけばいいので効率よく身支度が進められることで外出がスムーズに行えるのです。生活の中心である一階に設けたことで、まだ小さな子ども達でも自分で服を取り出し、着替えを行い、洗濯物は鍵に入れるという習慣が身に付いてきています。兄弟姉妹で衣類の共有もしやすくなり便利なクローゼットとなっています。

収納家具

部屋が狭いとか収納が少ないといったハンデがあっても、室内を広々と使うことができます、収納内の空間を仕切って、片付く部屋づくりをする方法です。

戸棚の中に置けるスペースを増やす
戸棚の中をじっくり観察してみると、使い切れずに中途半端なスペースが残っている事があります。入ると思って物を直接積み上げると、たくさんしまうことはできても、出し入れが不便になります。しかし、物を置けるように縦の空間を仕切ると、2倍3倍に収納量を増やすことができます。手軽に増やすには、突っ張りタイプの棚や、置くだけでいいコの字型ラックが良いです。食器や鍋など重たい物を載せる場合は、耐荷重をチェックして頑丈な突っ張り棚を選びましょう。キッチンの流しや洗面台下のキャビネットのように、内部に配水管がある場合でも、工具なしで組み立てられる専用のラックがあります。

収納にピッタリサイズのカゴを使う
ファイルキャビネットのように、規格化されたものが並ぶ収納では、スペースを無駄なく使うことができます。しかし家庭では、おもちゃや電球の予備など、種類も形も大きさも違うものを、同じ戸棚にしまうことがよくあります。収納スペースにピッタリなサイズのカゴを見つけましょう。横に並べたり上に積んだりなど組み合わせて、スペースを無駄なく使うことができます。

L字型ウォークインの角の使い方
角を無駄なく使いたいとピッタリにしまうと、取り出すとき手前にある物を出さなければなりません。改善するとしたら、高い場所ではボックスを並べて、箱ごと出し入れできるようにします。下段でもボックスや棚を置くことで、奥まで使えますが、角に置くのは季節外れの物や、使う頻度が低い物に限定します。

空間のゾーニング

最近では廊下がデッドスペースとして考えられるようになってきています。廊下を設けることで空間が細分化されます。しかし、最近では間仕切りなどで閉じられた空間ではなく、できるだけ奥に視線が繋がるように横の繋がりや縦の繋がりを大事にした空間造りが取り入られています。視線が繋がることで広さや開放感がプラスされますし、採光や採風の確保ができ室内の快適性を高めることができるのです。

しかし、壁が全くなくなってしまうと空間が間延びしてメリハリが損なわれてしまいます。そこで視線を抜けさせつつも間仕切りの役目を果たしてくれるような壁を上手に取り入れ、空間を緩やかにゾーニングするのです。ゾーニングすることで各空間の居心地の良さが高まるのです。

例えば、住まいの中心であるLDKを広々とワンルームのような空間にします。家事・調理・くつろぎなど機能別にアーチ状の垂れ壁でゾーニングを行うのです。垂れ壁が室内に優しい雰囲気を与えてくれ、壁で完全に区切ってしまうよりも、圧迫感を与えず空間の繋がりを大事にできます。腰壁や垂れ壁でゾーニングをするのもいいですし、木の格子を取り入れるのもいいでしょう。

我が家はダイニングとリビングの境に木の格子を設けました。この木がLDKのアクセントにもなっていますし、食事をしている人の目線とリビングでくつろいでいる人の目線を緩やかさに遮ることができるのです。気になる視線を遮ることができながらも、明るさはしっかりと通すため閉鎖的な印象になることもないのです。空間の繋がりを大事にするとともに空間のゾーニングを行い、各スペースの居心地の良さを高めたいものです。

アンカーボルトが耐震性を左右する

住宅の基礎部分と土台をつなぐのがアンカーボルトと呼ばれる金物です。
このアンカーボルトはとても重要なパーツで、所定の位置にきちんと付けられなかったり、基礎の中央からずれたりするだけで、土台と基礎との連結が不十分になるだけでなく、耐震性に問題が生じます。

アンカーボルトの位置は、建物隅部分、土台の継ぎ手部、筋交いや構造用合板をつける柱の両側を目安に、その他は2メートル間隔で取りつけなければなりません。
基礎伏図の中に、きちんとアンカーボルトの位置が記載されていないことが、トラブルの原因ともなります。
中身の薄い図面は、アンカーボルトを示す時に目印程度の小さい点を用いるということも少なくありません。

また、基礎伏図そのものが存在しないという場合もあります。その際の施工は、現場の作業員によって全て適当に行っていることになります。
あらかじめアンカーボルトを鉄筋に固定しないで、コンクリートを流し込んだ後で埋め込む施工方法を行うと、高さや位置のずれが生じやすくなります。
ずれが生じやすい状態を「手植え」「田植え」などと言ったりしますが、この状況は避けねばなりません。
もし、コンクリートを流し込んだ後でアンカーボルトの位置ずれや不足が分かったら、接着系アンカーというものを用いて補強することができます。

実際には使用せずに固定できるのが理想的ですが、このような補助用具やアンカーボルトの固定位置を知っておくだけで、現場を訪れた時もスムーズにチェックが出来ます。

ハウスメーカーVS工務店

家造りを始めるにはまず依頼する業者を選ばなければなりません。大手ハウスメーカーから地域に密着した工務店まで併せると数多くの業者が存在します。その中で自分達に合った一社を選び出すというのは容易なことではありません。まずはそれぞれの特徴を知ることから始めてみるといいでしょう。

ハウスメーカーは、会社としての規模が大きく、社会的ブランド力を持っています。カタログやモデルハウスなど家造りのイメージを湧かせるための材料が豊富に揃っています。工場生産で出来上がった部品が基準となるため、寸法などの変更がしにくく設計の自由度が限られてしまうこともあります。しかし、モデルケースを多数持っているため、その中からプランを選ぶことができ、部材も工場生産のため早く、施工もマニュアルに従うため時間がかかりません。金額は、広告宣伝費やモデルハウス維持管理費などさまざまな経費が建築費に上乗せされてしまうので、価格がどうしても高めになってしまうのです。

工務店の特徴は、ハウスメーカーのように一目見てどこのハウスメーカーのものなのかが分かる住宅も多いですが、このような大量生産とは異なる一品生産の家造りを行うことができます。地域での評判を大切にするため、施工はもちろん引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視しています。こだわりや個性が活かされた家造りができるのですが、一つ一つの打ち合わせを重視するため設計から完成するまで時間がかかることが多いです。

金額においては、広告宣伝費などがかからないため同じ仕様の家ならハウスメーカーよりも安くつくることができるでしょう。しかし、世間一般的に会社規模が小さいため不安視されることも多いですし、洗練されたデザインや提案力に欠けていると感じる人も多いのです。まずは特徴を知り、自分達にはどちらが合っているかを見極めることから始めてみましょう。

パートナーを思いやる区別収納

2人暮らしでは、相手を思いやる優しさを暮らしにプラスすることが円満の秘訣です。協力して居心地が良い家を作りましょう。

★相手の癖を踏まえた収納
それぞれの好みや特性に合わせた収納にし、同じ管理方法にする必要はありません。例えば下駄箱では、パートナーが面倒くさがりだったら靴箱に入れず、下駄箱の扉を開ける、靴を出し入れする、扉を閉める、の3ステップにし、右利きなら右側に場所を用意しましょう。洗面所で出しっぱなしなら、戻しやすいようにします。フックに引っ掛けるのが面倒なら、引き出しに最低限のものだけ入れます。

★相手の行動を踏まえた収納
いたるところにポイ置きするパートナーには、一時置きボックスのような投げ込みカゴを用意すれば、片付けのハードルが低くなります。パートナーの行動をじっくり観察し、自分との違う動きを踏まえたうえで収納を考えると、パートナーにとってはやりやすく、自分にとっても負担の少ない収納法になります。

★相手が1人でもできる収納
残業で遅くなりそう、週末に友達とランチしたい、などというとき、家が気になる事があります。パートナーがこのくらい知っているはずと思っても、実は物の場所が分かっていない事があるのです。自分が便利から、パートナーも便利に、ちょっと工夫をすると、お互いストレスが減ります。ラベリングをし、物の定位置を決めましょう。その際、2人で相談して場所を決めれば、維持しやすくなります。

★手伝って欲しいときの思いやり収納
分かりやすく使いやすい収納は、頼みやすく頼まれたほうもやりやすいのです。例えばお風呂掃除なら、お風呂に近く、一番使いやすい場所に風呂掃除セットを置きます。

コミュニケーションを大事にできる家

我が家は、住宅で過ごす時間は家族のコミュニケーションを大事にできるような空間造りを心がけました。そこでまず取り入れたのが、人気のリビング階段です。今までは玄関からより近い場所に階段が設けられていました。そのため子どもが帰宅して直接二階の自室へ行くことができました。結果、親は子どもが帰宅していることに気付かなかったり、気づけば外出していたりと家族のすれ違いもあったことと思います。

しかし、リビング階段にすることでこのような状況を避けられます。子どもが帰宅すると家族が集まるリビングを必ず通らなければ二階には行けません。リビングで家族が顔を合わせる機会が自然と作られ、会話も生まれやすくなるのです。会話がなくても親は子どもの表情を伺うことができるためちょっとした変化にも気づいてあげやすくなるのです。リビング階段は子どもの犯罪率を下げているというデータもあるほどです。それだけ家族のコミュニケーションは、子どもの成長にとって大事なことと言えるのです。

そして、リビングの一部を吹き抜けにしました。階段を上がった先にはこのリビングに面してファミリースペースを設けています。子どもが遊ぶスペースとして利用できますし、カウンター造り付けているのでスタディコーナーや書斎スペースとしても利用できるのです。一階と二階で家族がそれぞれ別々の空間で過ごしていても吹き抜けを通して互いの気配を身近に感じることができ、気になる時は吹き抜けに向かって声をかければ一階と二階で会話もしやすいのです。

ファミリースペースは、夜家族みんなで過ごすこともあります。一階のリビングだけでなく二階にも家族で集えるスペースがあることでコミュニケーションも弾みます。家で孤立する場所がなく、コミュニケーションを深められるスペースがあることで家族の繋がりをより大事にできるのです。

家族団欒のLDK

住まいを新築する時、設計の段階で、動線を考えながら、間取りを決めていき、快適に生活するために電気配線、ガスや水道の配管を考えていきます。ガスや水道の配管については、水回りのことですし、専門家に一任することが多いのですが、電気配線というのは、もちろん、共通した部分はありますが、生活に密着したものですから、各家庭それぞれ、異なる部分もあります。

例えば、リビングスペースにしても、照明やテレビなどの配線は共通なのですが、音楽や映像を楽しむ家庭とそうでない家庭では、電気配線もコンセントの位置も違ってきます。自分たちがどのような生活をしていきたいかを考えて、電気配線を考えていかないと、不便なことになってしまいます。

私の友人が住まいを新築したのは、結婚2年後でした。結婚、妊娠、出産と大きなライフイベントを経験しながら、ご主人の実家の敷地内に新居を構えることになりました。そのため、何もかもがあわただしく、夫婦2人で、どんな生活をしていきたいかも、わかっていたつもりで、改めて、ゆっくり話す時間はありませんでした。

家族が集まり、団欒しやすいように、LDKはワンフロアにしました。
ご主人は、独身時代、ワンルームマンションで暮らしていましたが、手狭だったので、お気に入りのAV機器を今まで実家に預けていました。それらを新居のリビングスペースに置き、日々の生活の中で、音楽を楽しみたいと思っていました。それはそれで、彼女も反対ではなかったのですが、互いにそんなことを話したこともなかったし、設計の段階で、担当者と話すこともありませんでした。

住まいは、一生ものですから、生活設計をした上で、住まいの設計もした方が良いと思いました。もっと具体的に話をしておけば、収納や電気配線についても、いろいろ工夫して、より快適なリビングスペースになったと思いました。

小上がりの和室

我が家に設けた和室は小上がりの和室です。和室を小上がりにしたのは、和室がリビングと隣接しているからです。我が家のように一体化したLDKに和室を隣接する間取りは最近多く取り入れられています。以前のように玄関近くに独立型の和室を設ける間取りは数を少なくしつつあります。

我が家は小上がりにしたのは、洋風のデザインのLDKと畳の和の空間が違和感なく隣接するようにするためです。異空間が繋がっていても高低差を付けることで違和感を感じさせないのです。また、小上がりにしたことで畳下にデッドスペースが生まれます。このデッドスペースを有効利用して収納スペースを設けるのです。LDKに隣接した和室なので、リビングで必要なものも和室で必要なものもいろいろなものをこの畳下の収納できるのです。

また小上がりにしたことで、ちょっとした休憩場所としても費用に有効的なのです。家事の合間に休憩しようと思っても、リビングのソファは家族が占領していることが多いです。床に座り込んでしまうと、立ち上がるのが面倒で家事への取り掛かりも後回しになりがちなのです。腰を下ろすのにちょうどいい高さにしたのです。そのままゴロンと身体を横に倒して休憩することもできますし、ゆったり休憩した後も高さがあることでサッと立ち上がることができます。小上がりの和室には魅力が詰まっているのでお勧めです。

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