予算内で最高の住まいを

住宅購入は人生最大の買い物です。そのため“どうせなら良い物を!”とついつい無理をしてしまうことも多いです。その結果、予算をかなりオーバーしてしまったという失敗談を耳にします。予算をオーバーしてしまうとその後の住宅ローンに重くのしかかってきます。住まいの快適性を味わうよりも、住宅ローンに追われた生活になってしまうのでは意味がありません。限られた予算内で最高の住まいが完成するようにしましょう。

我が家は、無垢材や漆喰など割高な素材を取り入れました。このように金額がかさむプランを取り入れた時には、節約するポイントも一緒に提案してくれる業者のアドバイスがあったおかげで、最高の素材を取り入れ、期待以上の住宅を完成させることができました。重視する空間にはとことんこだわり、節約できる空間は徹底的に節約するという風に予算配分をしっかり行うことも大切だと思います。住宅に無知な我々夫婦ではどこをどのようにしていいのか分からなかったのですが、業者のアドバイスやリードがあったおかげで住宅ローンに追われる生活を間逃れることができたのです。

私の友人には、割安で手に入れることができるアウトレット建材を取り入れた人もいます。アウトレット建材とは、メーカーで在庫になってしまった商品や、商品の移送中に小さなキズがついた商品、展示場やショールームの展示品のことを指します。まだまだ使える商品をかなり割安で購入できるためお得な買い物となります。予算もかなり抑えられるため、こだわりたい部分に予算を回すことも可能なのです。家造りは予算内で期待以上の住宅を手に入れることができるようにすると一番いいのかもしれませんね。

間取り

家造りを進める上でまず最初に行うことが、間取りを決めることです。この間取り決めこそが住宅の暮らしやすさに大きく関わってくるのです。それだけに生活をイメージしながら、どこに何が配置されているといいかをしっかりと考えましょう。動線を意識することが大事です。この動線には、生活動線と家事動線があります。そのどちらの動線にも配慮された住宅こそが、家族みんなが不満の少ない快適性の高い家となるとだと思います。

専業主婦である私は、主に家事動線に注目しました。主婦にとって家事は切っても切れないものだけに、いかに不満を抱えることなくスムーズに効率良く行えるかということを意識して間取りを決めておきたいものです。そこでまず家事の中心的な空間となるキッチンからの動線が大事です。キッチンで家事をしながら、洗面室で別の家事を行う機会はよくあります。それだけに一日何度もキッチンと洗面室の動線を行き来します。これらはできるだけ動線を短く、移動もしやすいようにしておくことにしました。キッチンの真横に洗面室を設けたのです。そうすれば動線は短いですし、横移動で移動のしやすさも高まります。

そして、洗面室から洗濯物干し場への動線も大事です。洗濯も毎日行う家事の一つです。洗濯を終えた洗濯物は水を含み、重くなります。重くなった洗濯物を運んで洗濯物干し場まで行かなくてはいけないので動線は短くしておきたいものです。洗濯機のあるフロアに洗濯物干し場があるといいと言われています。このように動線に配慮するだけで暮らしやすさは変わってくるだけに、しっかり意識して家族みんなにとって最高の家にしましょう。

中庭のある家

私が実家は中庭のある家です。私はそこで暮らしていたので中庭のメリットと感じる部分とデメリットと感じる部分どちらも知っています。一番のメリットは、外から見えにくいのでプライバシーを保ったプライベート空間の庭を手に入れられることです。中庭でない庭だと通行人の視線が気になったり、近隣住民の視線が気になりなかなかプライベートな庭を得られないのです。

夏場に子ども達をプールで遊ばせたり、友人や親戚を集めてバーベキューをする場合にも気兼ねなく行えるというのが中庭の大きな魅力なのです。北側など光の入りにくい部屋でも、中庭を通して自然の光を取り入れ安くなります。また窓からの通気もしやすくなるのです。家族が別々の空間で過ごしていても、中庭を眺めることで同じ景色を楽しみ、家族で共通の話題があるというのも家族の繋がりを感じられるのでいいのではないでしょうか。

明るい空間、風通しなど快適な住空間を作りだすには欠かせないものであるだけにそれらがしっかりと確保できる中庭のある家は快適性も高いのです。デメリットは、居住スペースが減ってしまうということです。中庭を優先することで室内が一室減ってしまうというケースや、一部屋あたりの広さや少し狭くなってしまうということがあります。

また窓ガラスが多くなることで、光熱費が上がってしまう可能性もあります。断熱性や気密性の高い窓にする必要があると思います。窓を大きく取ろうとすることで、構造上の強度が必要になる場合もありコストが上がってしまう可能性があるのです。中庭のメリットデメリットを知り取り入れるかどうかを決めましょう。

二つの玄関

我が家は玄関の動線を二つに分けました。メインのお客様用の玄関とその隣に設けたシューズクローク側は家族用の玄関です。このように動線を分けた理由は、メインの玄関を常にきれいに保てることです。今までは、子ども達が帰宅すると玄関には脱ぎ捨てられた靴やボールなどの物が散らかり、その光景を見る度にストレスになっていました。このように片付いていない時に限って急な来客者があるものです。インターホンが鳴って慌てて玄関を片付けることも多かったです。新居ではこの悩みを解消すべく動線を二つに分けたのです。

動線を分けたことでメインの玄関には靴や物が散らかりにくくなりました。またシューズクロークを広めに確保し、家族の靴を大容量に収納することと外で使用する物をきちんと片づけられるようにしたのです。シューズクローク側は家族用の玄関なので、脱いだ靴をすぐ横に広がるオープン棚に並べるだけなので、子ども達も自分の靴を管理するようになってきました。

靴をしまうのと同時に、外で使用したおもちゃやスポーツ用品などもその場に片づけられるのでメインの玄関に靴や物が散らかることがほとんどないのです。玄関の動線を二つに分け、どちらからもスムーズに室内へ行くことができるため暮らしやすく、物の整理もしやすくなっているのです。シューズクロークにおいては通路分を確保することで収納量は減ってしまいます。シューズクロークを設ける場合には、動線のスムーズさを優先するのか、収納力を重視するのかで変わってくるのでこのような視点からもシューズクロークについて考えてみるのもいいと思います。

ウォークスルー収納

住宅への不満で常に上位を占めるのが収納です。収納を設ける時のポイントは、適材適所に必要な物がきちんと片づけられることです。そして収納している物の出し入れのしやすさも大切です。そこで我が家は動線に注目して収納スペースを設けた場所があります。それは家事動線で一番重要なキッチンと洗面室の間にウォークスルー収納を設けたのです。

このウォークスルー収納の通路の片側はキッチンパントリーとして利用し、反対側は洗面室で使用する物を収納するスペースとして利用しています。キッチンと洗面室は一日頻回に渡り行き来をするこれらの空間を繋ぐ収納スペースを設けたことで家事の効率も高まっています。キッチンにパントリーは今では欠かせない収納スペースとなっています。洗面室には収納しておきたい物がたくさんあります。ウォークスルー収納の洗面室側の収納スペースには、フェイスタオルやバスタオルなどのタオル類をはじめ、家族の下着やパジャマを収納しています。それぞれの空間で必要な物をきちんと収納できるので便利ですし、動線に沿っているので必要な物をサッと取り出し空間を行き来できるので便利さを実感しています。

また私の友人宅では玄関と洗面室の間にウォークスルークローゼットを設けています。帰宅して洗面室へ行く間にクローゼットを設けることで、着ている上着を片付けられリビングに上着が散らかるのを防げています。動線に沿って収納スペースを設けることも、収納への満足度を高めるには重要なことなのです。

壁の厚みを利用しよう

最近では壁の厚みを利用して飾り棚を設けたり、収納スペースを確保するニッチが大変多く住宅に取り入れられています。我が家の新築住宅でもできるだけこのニッチを取り入れてもらいました。このニッチは壁の厚みを利用するため、飾り棚を設けても収納スペースを設けても空間に全く圧迫感を与えないのが大きな魅力です。広さに限りのある空間でも広さに余裕のある空間でも取り入れることができるのです。

例えば廊下などの通路。ここに何もないと殺風景になりがちですが、飾り棚を設置しても歩く時肩にぶつかったり邪魔に感じることもあります。しかしこのニッチであれば、オシャレな雑貨を飾り殺風景になるのを防ぐことができますし、壁に取り付ける飾り棚と違って壁の奥行を利用するので邪魔に感じることは一切ないのです。

友人宅ではトイレにニッチを設けていました。トイレは広さに限りのある空間です。しかしトイレットペーパーやサニタリー用品などトイレ内に収納しておきたい物は意外と多いです。それらを収納するためのニッチを設けていたのです。少々大きさのあるニッチ内には棚が設けられており、トイレットペーパーにサニタリー用品、トイレの掃除用洗剤などしっかりと収納されていました。これらが目に入るとトイレがごちゃごちゃした印象になりますし、一気に生活感を感じるためニッチの前には扉が設けられていました。しっかりと物を隠せて、また広さに限りのある空間の収納を充実させることができるニッチは素敵だなと思いました。

我が家にはキッチンに設けた腰壁にニッチを設けました。キッチン部分には横長の調味料入れニッチを設けました。今まで作業スペースに並べて置かれていた調味料を全てニッチ内に収めることで、作業スペースを広々と使用できるようになり調理もしやすくなりました。またダイニング側にはマガジンラックのニッチを設けました。ダイニングテーブルに散らかりがちな新聞や雑誌をサッと片づけられるマガジンラックも便利です。壁の厚みを最大限活用してみてほしいと思います。

リビング階段

住宅を購入した友人達でリビング階段の人とそうでない人は半分半分くらいです。我が家もリビング階段をするべきかどうか迷いましたが、取り入れることにしました。その理由は家族のコミュニケーションを大事にできるからです。まだ子ども達が小さい我が家は、いつも家族が一緒の時間を過ごします。しかし子どもが成長するにつれ子どもは親と過ごす時間より一人の時間やお友達と過ごす時間が増えていきます。次第に家族とのコミュニケーションの機会が失われ家族関係の悪化に繋がることもあります。

しかし我が家はリビング階段にすることでそれを避けられるのです。家族が集まるリビングを必ず通らなければ二階の部屋には行けないようにしておくことで、リビングで家族が顔を合わせる機会が増えます。顔を合わせることで親は子どもの変化に気づきやすくなりますし、家族でコミュニケーションを取る機会が増えるのです。親との時間が減っても家族でのコミュニケーションを大事にできる家となるのです。

リビング階段を取り入れなかった友人に理由を聞いてみると一番は冷暖房効率が気になるからということでした。実際に、リビング階段を採用し、二階からの冷気の流れ込みでリビング階段にしなければよかったという人もいます。ロールスクリーンを設置し対策をとっています。

しかしこれは住宅の断熱性と関わってくるのです。住宅の断熱性が高いと冷暖房効率を下げることなく、また二階からの冷気を気にすることもないのです。リビング階段を取り入れる時は、住宅の断熱性にも配慮し、足元から暖めてくれる床暖房を取り入れたりなど対策をとっておくのがいいのかもしれません。我が家は今のところリビング階段に非常に満足しています。

二つの玄関

我が家の玄関はお客様用と家族用と玄関の動線を二つに分けました。動線を二つに分けることで、メインのお客様用の玄関を常にきれいで物や靴が散らからない玄関にすることができるのです。玄関のきれいさを保てることで、急なお客様にもしっかりと対応できます。玄関は住宅の顔とも言われる部分なだけに常にきれいで美しさを保ちたい空間です。メインの玄関横にシューズクロークを設けました。こちらが家族用の玄関にもなります。

家族の靴をオープン棚に並べ、どこにどの靴があるかが一目瞭然です。子ども達の靴は下段部分にしまい自分達で出し入れできる高さに並べ、履く頻度に合わせて中段と下段に靴を並べます。可動棚なので長靴やブーツなど高さに合わせて棚を自由にアレンジできるので、デッドスペースをなるべく生まずに靴を整理できます。靴や傘だけでなく、外で使用するアウトドア用品や洗車用品、ボールなどのスポーツ用品、ベビーカーや三輪車までもここにしまうことができます。

外で使用して汚れてもそのままの状態で収納できるスペースがあると嬉しいものです。これらはつい玄関部分やポーチ部分に置きっぱなしになりがちですが、これらがきちんとシューズクローク内に収められることで、玄関をきれいにスッキリとしておくことができるのです。シューズクロークから室内への出入りができることで、ここには室内で使用する物も収納しておくことができるのです。ドライバーなどの工具もここにしまっています。またスムーズな動線を確保することで、子ども達が自分の靴を自分できちんと管理する習慣を自然と身に付けることができました。玄関の動線を二つに分けることを私はおススメします。

収納に不満を感じない家

住宅への不満の多くが収納と言われています。その不満を少しでも軽減できるように家造りをする人の多くが収納に充実した家を求めます。収納スペースを設ける際には、まず自分が持っている物をきちんと把握しておくことが大事です。必要な物の量を知ることでどれくらいの収納スペースがあるといいのかということが分かります。

収納スペースは適材適所に必要な物を収納でき、尚且つ少し余裕があるといいのです。それに加えて物の把握がしやすく、物の出し入れがしやすいというのも大事なことです。使い勝手の悪い収納スペースは収納への不満に繋がるのです。例えば、キッチンによく設置されている吊り戸棚。キッチンの収納力をアップさせるには、この吊り戸棚があると便利なのですが、高い位置に設けられたこの吊り戸棚は、収納している物が把握しにくく、また物の出し入れもしにくいです。ここに収納している物を取り出す度に、脚立が必要ということになれば面倒です。吊り戸棚を設置するのであれば、目線の高さまで降りてくるような機能性に優れた吊り戸棚を設置すれば、収納量は確保できますし、物の出し入れもしやすいので不満に繋がりません。

また階段下に生まれるデッドスペースを収納スペースとして活用させる人は多いです。しかし階段下という特殊な形状の下を活用するには、収納アイテムなどを上手に取り入れないと使い勝手の悪い収納スペースとなってしまいます。奥に行くほど天井が低くなっている階段下収納が以前住んでいた住宅にありました。奥行があるため、奥にしまった物が分からず出し入れがしにくかったです。不満の少ない収納スペースにするには物の出し入れのしやすさを考えましょう。

シューズクローク

玄関は住宅の顔とも言われる部分です。また住宅の第一印象を決める非常に重要な空間でもあるので、常にきれいでスッキリとした空間を保ちたいものです。それを実現するために最近では玄関横にシューズクロークを設ける間取りが多いです。
玄関スペースよりもシューズクロークを重視する家庭も多いです。玄関周りのものをシューズクローク内にしっかり収めることで、例え玄関スペースに広さがなくても圧迫感を感じさせずスッキリとした玄関にすることができるのです。

シューズクロークをただ靴や傘をしまう収納スペースとして考える人は少ないです。外で使用する子どものおもちゃや三輪車、ベビーカー、アウトドア用品、旦那さんの趣味のゴルフ用品やサーフボードなど室内にしまうことのできないものを収納する土間収納スペースをシューズクローク内に広々と確保する人が増えてきました。
土間収納があるとこれらの玄関や玄関ポーチ部分に散らかりがちなものを片付けられ、玄関周りをスッキリとさせることができます。そして何よりも外で使用して汚れた状態でもそのまましまっておけるので便利さも高まります。
このようなシューズクロークがあることで、急な来客時でもすぐに対応でき、住宅の第一印象もいいものにしてくれるのです。

それに加えレインコートや上着を一時置きできるハンガーパイプを設置する人もいます。リビングのソファの上に上着や置きっぱなしになっていることがなくなり、リビングを過ごしやすくしてくれるのです。収納力があり玄関周りのものがきちんとしまえるシューズクロークにしたいものです。

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